探究作品(2年生)

【令和5年度 探究ゼミ(第1ターム) 第2学年】(抜粋)

 

◆文芸ゼミ 「アラブ音楽について」 飯田さん

 アラブ音楽でよく使われる楽器の紹介や、音階の仕組みについて調べ、実際に自分で作曲に挑戦しました。

 Q なぜ「アラブ音楽」に興味をもったのか?

 A 昔から映画の「アラジン」が大好きで、どこが好きかと聞かれると、話の内容やキャラクターは勿論ですが、ア

    ラジンの世界観が一番好きだからです。その世界観を演出している一つの要素として、アラブ音楽があると知    り、音楽自体が好きであることも加え、調べて、作ってみたいと思ったのがきっかけです。

    Q   作曲した曲について教えてください。

 A この曲を作る前は、何かの曲をアラブ風にアレンジしようと考えていたのですが、それが意外に難しくて自分で

    いい感じにそれっぽく音をつなぎ合わせただけなので、特に最初から決まったテーマやタイトルはありません。

         ですが、何かしらのBGMに使えるようにと思ってはいたので、あまり華美な感じにしないようにしました。最初

         のイントロの部分を抜いてループすれば、それっぽいBGMにはなると思います。メロディーの楽器は、シタール

         という民族楽器を使っているのですが、2回目のループで笛の音にしたらまた違って面白いかなと思っていま

         す。  使用したサイト  ”シンセオンラインシーケンサー.ver”

    音楽無題.mp3音楽 (音楽が流れます)

 

◆文芸ゼミ 「デジタルアートの魅力~プロジェクション・マッピングとは?~」 櫻井さん

 ニュースで紹介されたプロジェクション・マッピングに興味をもち、デジタルアートについて調べ、実際自分のカバンの魅力を紹介するデジタルアート作品を作りました。 

◆文芸ゼミ 「クロード・モネの人気の秘密について」 田中さん

 日本で人気のあるクロード・モネについて、4つの観点から、他の画家の作品と比較しながら分析し、さらにモネ風の作品を作成しました。

   

◆自然科学ゼミ 「金魚すくいで金魚を効率よくとる方法」 門井さん

 金魚すくいで金魚をたくさんとるために、金魚について調べました。特に、様々な条件を設定し、どのような取り方がいいのか7種類の実験を行い、そのデータをもとに「寒い日に金魚すくいをし、金魚を孤立させ、ポイを裏にして水深が浅めなところでポイを入れる角度は45度にし、小さい金魚のときはポイの端に乗せるのが一番取れやすい条件になる」と考察しました。

   

 

◆医学医療ゼミ 「花粉症と癌の関係性」 金子さん

 花粉症について調べていると、「花粉症の人は癌になるリスクが低下する」という記事が出てきたことから、花粉症と癌の発症の仕組みを調べ、そこから関係性を分析しました。花粉症と癌の発症の仕組みについては、スライドのアニメーションでわかりやすく説明しました。

 

 

  

  

 

 

探究ゼミ

教科をベースにしたゼミに所属し、生徒が興味や関心をもった内容から課題を設定し、その内容をとことん掘り下げて探究します。

 

【探究ゼミ一覧】

1 文化・芸術   2 社会(地理歴史)     3 社会(法律政治経済)

4 自然科学    5 数学           6 プログラミング

7 語学      8 国際コミュニケーション  9 食育

10 医学・医療   11 教育・心理・福祉     12 健康・スポーツ

 

【学習の流れ】 

・1年生=年間3ターム (1ターム=10時間) グループ探究

・2年生=年間2ターム (1ターム=15時間) 個人探究

1時 2,3時 4~8時/13時 9,10時/14,15時  
オリエンテーション 課題設定、計画立案 課題探究 まとめ 発表会

【令和4年度の様子】

 

自分たちで探究したい内容をゼミごとに話し合います。その際、Chrome bookでアプリを共有し、

話し合い活動のツールとして活用します。

  

 

 

 

実際に課題を解決するために、様々な実験や作品作成、インタビュー調査などの活動に取り組みます。中学生の学習内容ををこえた発展的な内容を学びます。わからないことは、まず自分たちで考え、調べ、試してみて、それでも壁にぶつかったときに、ファシリテーターである担当の先生に質問します。先生方はヒントやアドバイスをくれるので、そこからまた、自分たちで学習に取り組みます。高校籍の先生方が指導にあたる附属中だからこそできる活動です。

 

 

まとめた内容を、「学習成果発表会」でプレゼンします。スライドを工夫したり、実際に実験に参加してもらったりするなど、わかりやすく学習成果を発表します。実際にプログラミングしたアプリやゲームを体験してもらうこともあります。学校公開時には、保護者や小学生にも紹介しました。